結婚できない? 年収低い人の婚活事情

目次
- ○ 1.年収コンプレックス?
- ○ 2.年収だけを見ても意味はない
- ○ 3.婚活するうえで大切なこと
- ・➀今後状況が好転することをアピール
- ・➁自分の将来設計をアピール
- ・➂積極的に出会いを求める
- ○ 4.結婚につなげる為に
1.年収コンプレックス?
婚活をするにあたって、絶対に必要になってくるのがプロフィールです。
プロフィールを書いている途中で、ちょっと止まってしまっている男性。
「…ここって、必ず書かなきゃダメですか」
見るとそこは「年収」の欄。
「はい、書かなきゃダメなものです」
どこの結婚相談所でも男性の場合は年収必ず書く必要があります。
「…嘘は付けないですよね」
もちろんです。源泉徴収票などの収入を証明する書類が必要なので、嘘は書けません。
こんな風に、「年収」欄を書くのに躊躇してしまう男性がいます。
その理由は年収コンプレックス。
結婚相手に望む条件は色々あります。
「年齢」「家族構成」「結婚歴」「子供の有無」「居住地」「性格」「趣味」「容姿」「学歴」…
そして、男性に望む条件で非常に大きいものの一つに「年収」があります。
相手の年収が高ければ安定した、余裕のある生活を送ることができますね。
実際のところ、女性が男性に求める年収は、同世代の平均年収以上のものを求められる傾向にあります。例えば30代前半の男性の平均年収は497万円(国税庁発表・年齢階層別の平均給与)。
同世代の女性が相手に求める年収も500万円以上というのが非常に多くなっています。
だからこそ、平均年収よりも自分の年収が低い場合、結婚が難しいのではないかと考えてしまう傾向にあります。
本人にとっては非常に切実な問題ですが、確かに年収低いことが理由で、女性は結婚相手の対象から外してしまうことも多く、相手から申し込みがあっても、男性の年収が条件に合っていないことが理由でお断りされてしまうことがあります。
確かに男性の年収が低いと、婚活が不利になってしまいますよね。
でもそれが婚活において致命的なものにはなりません。
年収についての捉え方は人によって様々です。キャリア志向が強く、結婚・出産後もずっと仕事を続けていきたいと考え、扶養の範囲を超えてフルタイムで働きたいと考えている女性も多いですし、そうでなくてもお金にこだわらない女性も多いです。
2.年収だけを見ても意味はない
男性の収入は、結婚後の生活に直結するものです。だから年収が高ければ裕福な生活ができ、年収が低いと生活を切り詰めなければいけなくなってしまいます。
それだけを考えると年収が高い方が良いのですが、プロフィールに提示されているのは、あくまでも前年度の年収です。
もしかしたら、今年はもっと年収が上がっているかも知れない。
今は年収が低くても、出世すれば年収が上がっていくかも知れない。
年収400万円でも、この先出世の可能性が高い人であれば将来的には安定が期待できますし、逆に年収600万円でも、今の仕事がキツイから辞めようと考えている人であれば、将来性は疑問視せざるを得ません。
年収の額面だけではこうした状況がわかりません。それでも年収の金額だけで判断されて結婚相手の対象から外れてしまうことは多いのですが、この場合はそういった人は縁が無かったと考えて、前向きに婚活をしていけば良いのです。
3.婚活するうえで大切なこと
では、年収にコンプレックスを感じている男性は、どのようにすれば結婚できるのでしょうか?
具体的な施策を3つ提案します。
➀今後状況が好転することをアピール
勤めている会社の状況にもよりますが、出世をすることで年収が上がっていくことも多いでしょう。
可能性が高いのであれば、それをプロフィールで補足してみましょう。
お見合いの時に伝えてみるのも良いでしょう。
➁自分の将来設計をアピール
結婚した後の生活は一生続きます。
現在年収が高くても将来的に安定しているとは限りません。
むしろきちんと将来的なことを考えているかどうかが大切なのです。
自分のこと、奥さんになってくれる人のこと、そしてこれから生まれてくる子供のこと。
仕事や収入のことも含めて考えていますか?
単に夢として描いているだけではなく、きちんと真剣に、具体的なビジョンが描かれているかが大切です。
そういったしっかりとしたビジョンを明らかにしていくことで、年収が低いことはカバーできます。そうしたビジョンに共感してくれる相手であれば、夫婦生活もうまくいくはずです。
➂積極的に出会いを求める
年収が低いことで相手からのお見合い申込が期待しづらい場合でも、自分から積極的にお見合いを申し込むことで、結婚へとつなげていきます。
お見合い申込の際には、相手に求める条件の年収の欄はきちんとチェックし、自分の年収が希望の範囲内であることを確認しましょう。
自分の年収以上を求められていた場合は厳しいです。
4.結婚につなげる為に
冒頭にも伝えたましが、年収が低いことが婚活する上でデメリットになることは確かです。それでも理想のお相手と結婚するためには、年収がどうであろうと、自分の良さをしっかりとアピールすることが大切です。
年収が低いことをコンプレックスと捉えて、行動することに消極的になってしまうことは良くありません。
むしろ年収が低くても将来のビジョンをしっかり持って、そのビジョンに共感し、自分の良さを認めてくれる女性であれば、協力しながら良い家庭を築いていくことが出来るはずです。